ここでは、まず不動産担保ローンとはどういったものなのかを解説します。
担保というものを2種類に分けると、物的担保と人的担保に大きく分けられます。人的担保の中で最も代表的で知られているものが連帯保証人ですね。返済などができない場合には、債務者より連帯保証人の元に請求がきます。どんなに信用している相手であっても、連帯保証人になることは避けた方が良いでしょう。そして物的担保では、不動産担保ローンに使われる不動産が代表的なものになります。連帯保証や不動産担保の他には、抵当権、根抵当権、質権などがあります。株式などの有価証券担保も物的担保として使われます。
不動産担保ローンでは、担保として提供する不動産の資産価値によって、受けることのできる融資額が決まってきます。土地には、地価が決まっています。では、建物の資産価値は何を基準に定められているのでしょうか。まずは老朽化の度合が挙げられます。木造の物件の方が鉄筋コンクリートの物件よりも老朽化が早く進むため、資産価値も早く減少していきます。その度合は、築年数や建物の材質に応じて原価償却を行い、担保の資産価値を計算するのです。建物の資産価値は年数とともに下がっていくのです。
不動産担保ローンを組むということは、万が一、ローンの返却ができなくなってしまった際に、その不動産を失うことになるということです。債権者が、その不動産担保を強制的に売却し、返済にあてる権利を抵当権といいます。不動産担保を売却しても完済できなければ、残りの分も返済しなければなりません。よく不動産を探していると、銀行から競売にかけられているものを見ることがありますが、競売にかけられると金額が下がってしまうため、自分で先に売却してしまった方が良いかもしれません。